勤怠の丸め電卓(切上げ・切捨て・四捨五入)
実働時間の丸めと、所定労働時間との差分に対する丸めを比較できます。差分→丸め→集計 と 丸め→差分→集計 を並べて表示。
未入力でも丸めは利用できますが、差分比較を行う場合は設定してください。
入力形式:H
/ H:MM
/ H:MM:SS
(MM
・SS
は 0–59)。先頭に +
/ -
も可。
# | 実働(入力) | 所定 | 丸め後の実働 | 差分→丸め | 丸め→差分 | 削除 |
---|---|---|---|---|---|---|
合計 | - | - | - |
解説:「差分→丸め」は
(実働 − 所定)
に丸めを適用してから合計します。「丸め→差分」は 実働
を丸めてから 所定
と比較します。規程によって採用方式が異なるため、両方の結果を提示します。
使い方(HowTo)
- 「丸め単位」と「方式(切上げ/切捨て/四捨五入)」を選びます。
- 必要に応じて「所定労働時間」を設定します(例:
8:00
)。 - 日ごとの実働を
H:MM(:SS)
で入力し、「+追加」。複数日分を積み上げます。 - 「両方式を比較」を選ぶと、表の「差分→丸め」「丸め→差分」に両方の結果が表示されます。
- 結果は「CSV出力」で保存可能。月次の勤怠集計や検証にご利用ください。
代表例(丸め順序の違い)
入力(実働) | 所定 | 設定 | 差分→丸め→集計 | 丸め→差分→集計 |
---|---|---|---|---|
8:07 | 8:00 | 15分・切上げ | 差分 0:07 → 0:15 | 実働 8:15 → 0:15 |
7:53 | 8:00 | 15分・切捨て | 差分 -0:07 → 0:00 | 実働 7:45 → -0:15 |
丸め単位・方式・順序の違いで数分〜数十分の合計差が生じることがあります。規程の確認と社内合意の上で設定してください。
よくある質問(FAQ)
丸め単位はどれを選べばよいですか?
社内の就業規則や運用に従ってください。一般的には15分単位がよく使われますが、5/10/30/60分単位を採用する場合もあります。
秒まで入力する必要はありますか?
必須ではありません。H
や H:MM
でも入力できます。H:MM:SS
を入力した場合は秒まで考慮して丸めます。
小数時間(8.5時間など)を直接入力できますか?
現時点では H:MM(:SS)
形式に変換して入力してください(例:8.5 → 8:30)。
結果データはどこに保存されますか?
ブラウザ内のローカル保存(localStorage
)のみです。サーバーには送信しません(プライバシー 参照)。
注意事項(E-E-A-T)
- 透明性:演算は「秒」へ正規化し、丸めは 5/10/15/30/60 分単位の切上げ・切捨て・四捨五入に対応しています。
- 順序の影響:「差分→丸め」と「丸め→差分」で結果が変わるため、両方式を表示します。
- 規程依存:実際の適用方法は就業規則・労使合意に従ってください。最終判断はご所属組織にてお願いします。
- プライバシー:計算はブラウザで完結。入力データは端末外へ送信しません。
- アクセシビリティ:キーボード操作、ARIA(エラーは
role="alert"
)に対応(方針)。 - 検証手順:代表ケースは Methodology にて公開。再現性の確保に努めています。