勤怠丸め計算電卓
出勤・退勤の打刻時刻と丸め単位を入力すると、丸め後の実働時間をその場で計算します。切り上げ・切り捨て・四捨五入の3方式に対応しています。
09:07
勤怠の丸め計算とは
勤怠の丸めとは、タイムカードや打刻システムに記録された実際の時刻を、給与計算のために一定の単位(15分・30分など)に揃える処理です。たとえば9:07に出勤した場合、15分単位で四捨五入すると9:00として扱われます。
丸め処理には労働基準法上の制限があります。労働者に不利な方向にのみ丸める運用(出勤を切り上げ、退勤を切り捨て)を常に行うことは、賃金の一部を支払わないことになるため違法とされています。出勤・退勤を同じ方式で丸める、または労働者に有利な方向で丸めることが適法な運用です。
使い方(4ステップ)
- 出勤打刻と退勤打刻を入力します。例:出勤
09:07、退勤17:53 - 丸め単位を選択します。多くの会社では15分または30分単位を採用しています。
- 丸め方式(四捨五入・切り捨て・切り上げ)を選択します。就業規則に記載されている方式を選んでください。
- 「計算する」を押すと丸め後の実働時間と、打刻との差分が表示されます。
切り上げ・切り捨て・四捨五入の違い
15分単位で 09:07 を丸める場合、3方式の結果は次のようになります。
四捨五入 → 09:00 (7分 < 7分30秒なので切り捨て)
切り上げ → 09:15 (7分を切り上げ)
四捨五入の判定基準は丸め単位の半分です。15分単位であれば7分30秒が境界になります。7分は境界未満なので切り捨て、8分は境界以上なので切り上げになります。
退勤 17:53 を15分単位で丸めると、結果は変わります。
四捨五入 → 18:00 (8分 ≥ 7分30秒なので切り上げ)
切り上げ → 18:00 (8分を切り上げ)
15分・30分単位の丸め早見表
15分単位
| 打刻(分) | 切り捨て | 四捨五入 | 切り上げ |
|---|---|---|---|
| :00 | :00 | :00 | :00 |
| :01〜:07 | :00 | :00 | :15 |
| :08〜:14 | :00 | :15 | :15 |
| :15 | :15 | :15 | :15 |
| :16〜:22 | :15 | :15 | :30 |
| :23〜:29 | :15 | :30 | :30 |
| :30 | :30 | :30 | :30 |
| :31〜:37 | :30 | :30 | :45 |
| :38〜:44 | :30 | :45 | :45 |
| :45 | :45 | :45 | :45 |
| :46〜:52 | :45 | :45 | :00(翌時) |
| :53〜:59 | :45 | :00(翌時) | :00(翌時) |
30分単位
| 打刻(分) | 切り捨て | 四捨五入 | 切り上げ |
|---|---|---|---|
| :00 | :00 | :00 | :00 |
| :01〜:14 | :00 | :00 | :30 |
| :15〜:29 | :00 | :30 | :30 |
| :30 | :30 | :30 | :30 |
| :31〜:44 | :30 | :30 | :00(翌時) |
| :45〜:59 | :30 | :00(翌時) | :00(翌時) |
※ 四捨五入の境界は丸め単位の半分(15分単位なら7分30秒、30分単位なら15分)です。
勤怠の丸めに関する法律上の注意点
勤怠の丸め処理は、以下の条件を満たす場合に適法とされています。
一つ目は、常に労働者に有利な方向で丸める場合です。出勤を切り上げ(実際より遅い時刻として扱う)、退勤を切り上げ(実際より遅くまで働いたとして扱う)することで、労働者が損をしない運用になります。
二つ目は、一定期間でみた場合に労働者の不利になっていない場合です。出勤・退勤を同じ方式(たとえば両方とも四捨五入)で丸めることで、月単位でみると誤差が相殺されるケースが多く、これも適法とされています。
よくある質問
15分単位四捨五入で、9時7分出勤・17時53分退勤の実働時間は?
09:07 は四捨五入で 09:00、17:53 は四捨五入で 18:00 になります。勤務時間9時間から休憩1時間を差し引くと8時間です。15分単位切り捨てで、9時7分出勤・17時53分退勤の実働時間は?
09:07 は切り捨てで 09:00、17:53 は切り捨てで 17:45 になります。勤務時間8時間45分から休憩1時間を差し引くと7時間45分です。四捨五入と切り捨てではどちらが労働者に有利ですか?
勤怠の丸めは違法になる場合がありますか?
丸め単位は会社によって違いますか?